業者選びに役に立つ建設・工務店に関連した業者をご紹介します。

マイホームを持つなら、以前から自分たちの思い通りにできる注文住宅を建設したいと思っていて、結婚当初はまだ収入も安定していなかったし、今後のライフプランも固まっていなかったので、マイホームはあくまでも将来叶えられるかどうか分からない夢でしかありませんでした。
しかし、今年結婚10年目を迎えて、来年小学校にあがる長男と、幼稚園に入る長女がいて、これからずっと4人家族で生きていくことも決まり、住宅ローンを組めるだけの安定した収入もあるので、この辺で夢を叶えることを夫婦で決めました。
ただし、実際に注文住宅の建設をお願いする建設会社に知り合いもいないし、これまで詳しく家のことについて調べたこともないので、今決まっているのは、子供たちが小学校と幼稚園に入る前に家を完成させるということだけです。
そこで質問なのですが、土地探しもお願いできる建設会社を選ぶ時のポイントや注意点を教えてください。

家の性能とデザイン性と安心感で判断しましょう。

注文住宅の建設を請け負ってくれる会社としては、ハウスメーカー、工務店、ハウスビルダー、リフォーム会社など数え切れないほどあります。
住宅展示場をもっている会社も多いので、それを参考にするのも良い方法ですが、注文住宅の場合は、完全オーダーメイドなので、完成するまでは実物を確認することはできません。
そのため、実際に家が建ってみたら、イメージと違うということも少なくないので、施工業者選びは慎重に行わなければいけません。
家のことに詳しくないということですので、家の性能に関してはあまり考えていないことが予想されますが、現在は平成12年に施行された住宅の品質確保の促進等に関する法律を元にした「住宅性能表示制度」というものがあるので、耐震性、耐火性、耐久性、メンテナンス性、断熱・気密性、居住性などに優れた家を建ててもらえる業者を選択することが大事になります。
「住宅性能表示制度」によって、住まいの性能は建築前に数値で確認することができます。
したがって、複数の業者から相見積りを取って、この数値を比較することをおすすめします。
もちろん家を建設する上では、デザイン性がとても重要になります。
会社によって得意不得意があって、特にデザインには特徴が出ますので、自分たちの好みに合った家を多く建設していることを確認しましょう。
長く住む家ですから、業者の経営状態を含めた安心感も大切なポイントです。