業者選びに役に立つ建設・工務店に関連した業者をご紹介します。

浴室のリフォームを考えています。高齢になってきた母が少しでも快適に入れるように滑りにくい床で、手すりを付けて頂き、浴槽も今より長さのあるものでゆっくり足が延ばせるようにしたいです。また、今の風呂場は冬場少し寒いので断熱材入りの浴槽と床にしたいです。こういったリフォームを工務店さんに依頼することになると思うのですが、工務店では工事後の保証期間はありますか？保証期間内に何か不具合があれば無償で修理や交換してくれますか？友人が以前にトイレのリフォームでウオッシュレットを取り付けた際、数か月で水漏れがあり、修理に来てもらった話を聞きました。新品で設置したばかりなのにそんなことがあるのかと驚いたのを覚えていて、自分も少々心配しています。
浴室のリフォームにどのくらいの保証期間があるか教えて下さい。

メーカー保証は部位によって異なり、工事に対する保証期間とは別です

浴室のリフォームをされる際、保証期間は設けられていますが、部位によりそれぞれ保証期間が異なります。これは少しややこしく感じますが、メリットもありますので、順にお伝えしていきましょう。まず、ユニットバス本体の保証期間は基本的に2年です。メーカーによっては更に延長保証を有償で受け付けているところもあります。もし、工事をした業者が仮に倒産してもユニットバス本体の保証はメーカーが対応するということになるため把握しておきましょう。ユニットバスに付属している電気製品、例えば換気扇や浴室乾燥機、浴室テレビなどの保証期間は1年です。電化製品の保証書は本体とは別になっていることもあるため、必ず確認しましょう。また、壁や扉などの構成部位は2年、全体の防水性能は5年、というような分け方をしているメーカーもあります。これらの設置・組立ての保証期間はメーカー保証期間の2年となる場合が多い傾向です。しかし、ユニットバスで不具合があれば相談するのは工事をしたリフォーム業者、工務店になります。不具合の状態を見てどこへ連絡して修理、交換するか判断されます。
基本的に保証期間が完了するまでの窓口は工事を行った業者とお考え下さい。仮に責任がどこにあるか揉めてしまうようなことがあれば消費者センターに相談しましょう。
以上のように、浴室リフォームをする場合の保証期間は部位により、メーカーにより保証期間が異なるため、リフォーム工事契約時にその詳細を確認するようにしましょう。