業者選びに役に立つ建設・工務店に関連した業者をご紹介します。

結婚する前は、自分たちの家を持つことなど一ミリも考えていませんでしたが、結婚と同時に賃貸マンションに引越しした時から、このまま毎月10数万円の家賃を払い続けることを考えると、20年、30年すれば家が建てられるのでは？と妻が最初に言い出して、子供ができたことが分かってからは、家を建てる方向で話がまとまり、妻も仕事を続けてまずはそのための頭金を貯めることになりました。
少し予定よりも時間がかかりましたが、ようやく目標金額に到達したので、計画を実行することにしました。
すでに融資を受ける銀行からはOKをもらっているので、施工業者を決めるために、展示場巡りを開始します。
貯金をしはじめた時から、家のことが常に気になっていて、テレビで家関係の番組があれば見るようになって、やはり家を建てる場合は大工さんの腕がとても大事であることも理解しました。
最近は腕の良い大工さんが減っていることも勉強しましたが、展示場を見る時に、腕の良い大工さんが建てた家かどうかを確認できるポイントはありますか？
ハウスメーカーと工務店のどちらに家を建ててもらおうか悩み中ですが、工務店の場合は展示場がほとんどないので、良い工務店選びのポイントがあれば教えてください。

現場の仕事の丁寧さを確認しましょう。

ハウスメーカーの場合は、家づくりを委託しているお抱えの工務店がいるわけですが、大手になればその数も1つや2つではないため、同じハウスメーカーの展示場を複数見て回ることをおすすめします。
その上で、腕の良い工務店が建てた家かどうかを確認するポイントを説明します。
細かい造作作業がされているかどうかが大きなポイントで、壁と床、または壁と天井に廻っている巾木や廻縁をチェックしてみましょう。
天井の廻縁に関しては、ビニール製の材料やクロスで加工されている場合があるので、この場合は参考になりませんが、巾木を確認して接合部分がピッタリ狂いなく合わさっているかどうかがポイントです。
床材にもズレがなければ、丁寧な作業をしていることになります。
その他にも、開口部に取り付けられているドア枠などを確認して、同じような確認をする他にも、カットした部分にささくれができていれば、腕が悪いか道具の手入れをきちんとしていない証拠になります。
良い工務店の見極めは、展示場がなくても現場が整理整頓されているか？大工さんが誇りを持って仕事をしているのか？などを確認すれば、大体のことは分かります。